神の川流域広河原下草刈りと植林活動
11月27日(土)〜28日(日)に延べ45名のボランティアが参加
  NPO北丹沢山岳センターによる恒例の神の川流域広河原下草刈りと植林活動は好転に恵まれ紅葉の中
作業が行われました。

 植林活動を実施しているエリアは彦右ェ門の谷沿いにあり、数年前の土砂災害により一部が崩壊し、神奈
川県県央事務所に修復の要請を行っていましたが、年内完成を目標に地元の業者により改修工事が進めら
れていました。

 これで、植林を行っているエリアが土砂災害から守られることが確認でき、ボランティア活動に、力が入り全
員真剣に取り組んでいました。

 今回は鹿柵内の下草刈りと神奈川県環境保全センターから提供された、ブナ・ナラ,クヌギの3種類150本
を補植致しました。

 尚、鹿柵の設置にかかわらず、鹿の進入が確認されましたので、来年は鹿が入り込まないように鹿柵の補
強工事をおこなうことを予定しています。

 27日(土)の夜は神の川ヒュッテで、ボランティア活動の交流会が行われ、地元だけでなく、埼玉、東京、
横浜、川崎からの参加者があり、夜遅くまで山の話題に盛り上がりました。

 その中で、かっては神の川ヒュッテ周辺では神奈川県の県花である山百合が咲き乱れていたことが話題に
なり、今一度再生し、多くの人に楽しんでもらおうとの話がまとまりました。

 今年は数本が芽をだし咲きましたが、山百合の咲き乱れる里を目指し、今後神奈川県、相模原市と協力体
制を築いて行こうと確認しあいました。
 
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